結婚前に比べて体重が4kgほど増えていたのですが、一念発起してダイエットを行うことにしました。その理由としては、
- 顔が丸顔なので凛々しくない
- 下半身に贅肉が付いてきた
- 最近からだが重いと感じる
という、よくある話です。それぞれの項目についてもう少し分析してみると、
- できる仕事人というのは、凛々しくなくてはならない。決して、まん丸顔ではいけない。つまり、できる人は痩せていなければならない。痩せているということは、目標を持って自己管理をした結果であり、自制心が働いている証拠である。太っている人にはそれが欠けている(と判断されることが多い)。
- 取れにくい贅肉は、おしり、太もも、腹回りである。これらが目立つと言うことは、かなり贅肉がたまっている証拠。すでに、体内脂肪も結構あることが予想される。内臓疾患を防ぐためにも、体内脂肪を減らす必要がある。
- 身体が重いということは、贅肉が多いか、筋力が下がってきた証拠。従って、解消する方法は明らか。贅肉を落し、筋力を増強させるべし。
という感じになります。ダイエットできた暁には、次のような特典があるでしょう(笑)
- 凛々しく格好いい「できるヤツ!」に見える。(中身はともかく)
- きつくなってきたスーツが余裕で入るようになる
- 祭りで走っても大丈夫(笑)
前置きはさておき、私が始めた究極のダイエット法について紹介しましょう。
その名も、「一日一食断食減量道」です。
これまでの常識をまったく覆す内容で、最初はただただ驚きました。しかし、実は理にかなっていると思うのです。
この方法は、航空工学分野のその筋には有名な加藤寛一郎博士による独自の理論により構築されたもので、博士が35年間にわたり実践してきたものです。物々しい名前ですが、まさに名は体を表しています。最後に「道」となっているあたりが、この方法を言い得ているのかもしれません。
加藤氏は、「食べたくて、飲みたくて、太ってしまう人」だったそうで、健康診断ではいろんな測定項目で異常値になっていたそうです。負けず嫌いが奏功して、あっという間にすべて正常値に戻し、医者をびっくりさせるのが好きという、ちょっとへそ曲がりなところもお茶目であります。ただ、減量法に関する内容は本物であると思います。
この方法のエッセンスは、
- 一日一回「腹いっぱい食べる」
- 最初、「天井がゆがんで見える」ほどの苦痛を伴う
- そこを通過すると、世の中が光り輝いて見える
- 減量は楽しみになり、身体は健康な爽快感に満たされる
というところにあります。最初は、「何ともうさんくさい」感じがしたのですが、同氏の著書を読んで目から鱗でした。「これは凄いかも!?今から実践するぞ!!」という決意に変わったのでした。実際、その日の昼食を抜きました。それ以後は、平日は一日一食の生活です。(週末は家族も一緒なので、さすがに一日一食だけとはいきませんので、食事量をコントロールしています。)
これだけではよく分からないと思いますので、この方法のポイントを挙げておきます。
- 太る体質の人が、「標準体重まで」痩せるための方法。
- 身体に余分な脂肪を燃焼させる癖を早くつけさせる。最初は3日から4日かかる。この間が一番苦しい。
- 減量を長続きさせるためには、減量を好きになることが重要。
- 一日一食でも大丈夫。人体はそれほど柔ではない。
- 不足する成分は、自分で感知できるようになる。ここが、生物としての人間の凄みである。
- 運動が重要。歩くことは、驚くほど身体によい。
確かに、同氏が主張する
- 医者の言うダイエット法は嘘。太っている医者が言う内容は信用できない。
- 減量中は1400キロカロリーが目安。これを一日3回に分けて食べろというのは非現実的。
- 朝食べてしまうと、身体が「食べるモード」になってしまう。だから、朝も昼も食べない方がいい。
- 一日一食にすると胃は収縮し、直ぐに満腹感を得る。そこで止めておくことが重要。
ということも納得がいきます。著書の前半は、同方法の理論的な背景や実体験に基づく話が詳しく書かれていますので、手っ取り早く実践したいという人はそこだけ読めば良いでしょう。後半については、同氏がなぜ「減量道」を極めるに至ったかについて書かれてあり、読み物として楽しいと思います。
まだ、減量道をはじめてからそれほどたっていませんが、これまでに私が得た感触は次の通りです。
- 摂取カロリーが減るので、確実に体重が減っている。
- 水分の摂取量が増えた。
- 昼間に眠たくなることが無い。短眠との相性は抜群。(平均睡眠時間は4.5時間)
- 腹式呼吸が楽に行えるようになった。
- 食事の時間を他の活動に使える。
- 食べないといけないという縛りの感覚から解き放たれた。
- 精神状態が安定し、すこし穏やかになった。
- 仕事がはかどり、自信にあふれてくる。
- 夕方、腹が減るので、帰宅が早くなる。
まずは、目標 -5kg でやってみたいと思います。減量については、楽天日記の方でも随時書いていきたいと思います。
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ここで紹介した「究極のダイエット法」!!
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